春夏秋冬、季節ごとに変わる色を、森の植物からいただきます。
春のヨモギ、あかね。夏は藍染。秋には栗やキハダ、カヤ、ビワや野の草・げんのしょうこなども・・・。
染めに使われる植物はまた、民間の生薬として使われてきたものも多くあります。
工房では、染織後の足湯も欠かしません。
初めての方も、ずっと関心はあったけど・・というかたも
森の小さな工房で、自然と繋がる一日を。
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陀羅尼助という薬は、古来から多くの人たちに胃薬として重宝されていました。その原料。
山のキハダです。
その名の通り、黄金に近いキイを鋳肌をした樹木。
時季の良い日に、木を採ってきたその樹皮をはぐところから体験いただけます。
お昼には、工房カフェで季節の恵みをご用意してます。
森にいる3頭の羊たち。
毎年春4月の中旬には毛を刈ります。
その毛を洗って干してカーディング。糸をつむぐのは冬の仕事です。
工房では、毎回多彩なゲスト講師のみなさんに来ていただいてます。フェルト作家さん。編み物の先生。素敵な感性のみなさんにふれて、心地よいヒツジの毛と戯れるさいこうのとりーとまちがいなし!
ヒツジ好きさんには、さらに、ヒツジ体験もアレンジできます。
ヒツジと森の散歩、ハイジの世界で山の牧場に行ったり、えさやりから世話まで体験したい方にも対応。
もちろん、ヒツジの毛刈り体験から洗ったりする基本を
一通りマスターしていただくコースも・・・。ワークショップはこちら
ヒツジ好き。集まれ。
糸紡ぎは主に冬の仕事です。
工房には電動と足踏み紡ぎ車、それに紡錘車(スピンドル)があります。
うまい下手より味のあるオリジナルな毛糸。もちろん100%オーガニックな森で自由に暮らす羊さんからの頂ものです。
春に芽を伸ばし始めたら、あっという間広がる葛。
その旺盛な繁殖力は、古来から人々の心をとらえていました。
葛の力、生命力を恋のエネルギーにたとえた和歌が多く残されているのもそのせいでしょう。
初夏の講座では、古来から伝承されてきた草の繊維を採る
『葛』の糸取りから、糸績み、作品製作までを2泊3日で開催します。
少人数でじっくり、リトリートのような合宿。
私たちの細胞の中からDNAの記憶をたどる。
森の空気と水と、草いきれを堪能しながら、古来からの手仕事を
体験いただけます。終了された方たちは、そのあと一人でも
自分たちの生活圏で再現できるようになります。
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