茜さすムラサキのゆきそめのゆき 野守はみずや 君が袖ふる
という有名な歌に代表されるように、紅を染める茜は万葉の時代から
人々に愛されてきた染料です。
四国山地の村では滋養強壮、血の道の薬などの薬として
乾燥して干してあると聞いたのはついこないだの事でした。
藪の中や、倒木の間など野原に伸びる宿根草。
農家では邪魔な草として刈られてしまうことが多いようです。
染料店で買うと中国産のものが出ています。国産はもうほとんど採る人も気にかける人もいない小さな白い花の植物。
見わけもつくようになりますよ(o^―^o)
栽培しない、自生のアカネを採取して染める、貴重な体験講座です。